がんセンターについて

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診療部の紹介

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リハビリテーション科

概要

欧米では、がんのリハビリテーションはがん治療における重要な一分野であると既に認知されております。しかし本邦では、がんのリハビリテーションについての認知はまだまだ浅く、実際に厚生省よりがんリハビリテーションの認可が下りたのも2010年と極最近の事であり、その歴史も浅いです。当院は国から指定を受けた兵庫県における都道府県がん診療拠点病院として、日々の治療はもちろん、立ち遅れたがんのリハビリテーションを普及/発展させるために日々邁進しております。

当科を受診される方へ

当センターにおけるがんリハビリテーション

リハビリテーション科は検査診断業務に特化した診療科であり、外来での患者様の診察は行っておりません。病理診断について説明を御希望される場合は主治医を通じてお申し出下さい。

対象疾患は以下の通りです。

  1. 骨軟部腫瘍による四肢機能制限(荷重免荷、筋力低下、関節拘縮)や日常動作制限
  2. 頭頸部癌(舌、頬、咽頭等)術後、放射線治療後、化学療法後の摂食障害、構音障害、肩障害
  3. 脊髄腫瘍による四肢麻痺、対麻痺
  4. 脳腫瘍による片麻痺、高次脳機能障害、摂食障害など
  5. 婦人癌術後における、下肢機能低下や歩行障害
  6. 呼吸器、消化器系癌の開胸/開腹手術前後の合併症予防と早期離床支援、摂食機能障害
  7. 造血器のがん(白血病など)による、廃用症候群(筋力低下、関節拘縮、心肺機能低下等)
  8. 緩和ケア病棟による廃用症候群
  9. その他のがん治療(抗がん剤治療、放射線治療等)の過程で生じた廃用症候群

スタッフ

医師 1名
理学療法士 3名
作業療法士 1名
言語聴覚士 1名

当科を受診される方へ

スタッフ 資格等 主な所属学会
藤田 郁夫
リハビリテーション科部長(診療科長)
整形外科部長
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医 日本リウマチ学会
中部日本整形災害外科学会
骨軟部肉腫治療研究会

2014年7月

診療内容

理学療法

がんそのものによる障害や、手術その他の治療の過程で生じた障害に対して関節可動域訓練、筋力訓練、持久力訓練、歩行などの日常動作訓練を実施し、機能や能力の維持・改善を図ります。また必要に応じて装具の検討、日常動作支援用具(福祉用具)の検討、家屋構造に対する改修助言等を行っております。

さらに、一部手術前よりリハビリ介入する事で術後の合併症予防を図り、早期回復をめざす予防的リハビリテーションや、緩和ケア病棟における在宅生活支援や運動、物理療法(温熱療法、電気治療)等を用いた緩和的リハビリテーションも行っております。がん治療を行っていく為には、筋力/体力を維持・向上させる事は非常に重要なことです。現在日常生活に支障がなくても、治療前・治療中に持久力トレーニングや筋力訓練等を行い、筋力/体力の維持・向上を図っています。

理学療法

言語聴覚療法

コミュニケーションの障害や食べる機能の障害に対して評価や訓練、指導を行っています。上記の障害の原因はさまざまですが、当院では多くの原因は癌疾患そのものや、治療中の二次的障害によるものです。対応として失語症や構音障害、音声障害などのコミュニケーションの障害に対しては、言語機能や発声発語器官の運動機能の改善を図り、コミュニケーション能力の向上を目指します。食べる機能の障害(摂食・嚥下障害)に対しては、必要に応じて嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査で評価を行いながら訓練を実施し、嚥下機能の向上に取り組んでいます。

言語聴覚療法

2013年8月